繁栄と復活の石!救いの神『エメラルド』
誰もが知っているであろう、綺麗な緑色に輝くエメラルド。
名前こそよく聞きますが、意味や歴史、エメラルドが持つ効果など、どのような宝石なのかを知っている人は少ないかもしれません。
今回はそんなエメラルドについてご紹介していきます。
エメラルドの意味・歴史
エメラルドは、5月の誕生石として有名な宝石です。
石の意味は「絆を深める」「幸福」「幸運」「調和」「慈愛」「治癒」「人間関係改善」などがあります。
その歴史については、古代エジプトのファラオやインカ帝国の皇帝など多くの時の権力者によって愛されていたことで知られています。
かの有名なクレオパトラが好んでいたことや多くの宝飾としてエメラルドが使われています。
中でも有名な作品として「アンデスの王冠」というものがあります。
その王冠には24カラットもの大きなエメラルドの中心に、442個のエメラルドが贅沢に盛り込まれているといわれています。
内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識となっているようです。
もともと、黄金の都として名高いインカ帝国の最期の帝国が所有していたものといわれています。
エメラルドの語源
エメラルドの語源は、サンスクリット語で「緑色の石」を意味する「スマラカタ」にあるといわれ、それがギリシャ語で「スマクラグドス」・ラテン語の「スマラグダス」、そこからさらに変化して古フランス語で「エスマルド」に変化し現在の「エメラルド」になったといわれています。
見てもわかる通り、かなり奥ゆかしい語源の変化があるエメラルドです。
エメラルドにまつわる伝説
5月といえば、新しい環境に切り替わる時期でもあります。
新しいことにチャレンジする方の成長のシンボルであると言われています。
また、エメラルドを身に着けると「知恵と成長と忍耐力」が得られると信じられています。
この成長と忍耐力というものは愛情を長続きさせる為に必要な要素でもあります。
夫婦でエメラルドを送りあうことで、お互いに思いやりながら、愛情を深めていくことが出来ると信じられています。
エメラルドが持つ効果
エメラルドが発見され、その意味をもたらすようになった時代に「聖なるパワーを持つ」として、治療を行うための石として重宝されてきたといわれています。
記憶力を高めたり思考力を上昇させたりといった効果ももたらした様です。
また、エメラルド本体が持つ力として、緑色は心を落ち着けてリラックスできる色とされていることから不安定な気持ちを柔らげてくれるとされています。
私たちが自然の中に身を置くと気持ちが落ち着くように、エメラルドにも同様の力があるといわれています。
エメラルドは深い意味や歴史、繁栄や治癒などにも効果を発揮するとても魅力的な宝石ということがわかりました。
もしかしたらご自身の今の状況に、とても役立つかも知れませんね。
今回の記事を読んで興味を持った方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか?