【4月の誕生石】カラーバリエーションが豊富なダイヤモンドの魅力について
世界でもっとも硬いと評価されているダイヤモンドの硬度は、ほかの宝石よりも高い10。4月の誕生石や結婚指輪の宝石として人気があります。
ダイヤモンドは無色透明のイメージがありますが、実はカラーバリエーションが豊富な宝石。ですが「4月の誕生石は無色だけなの?」と疑問に思う人も。
今回は、誕生石のカラーにこだわりたい人に向けて、誕生石の基準や魅力について紹介します。
ダイヤモンドは宝石の中でもっとも硬い石
ダイヤモンドのモース硬度は「10」です。ダイヤモンドは炭素のみで結晶が結びついているため、世界一、硬い宝石と評価されています。
傷がつきにくい宝石のため、結婚指輪はもちろん、普段使いのジュエリーとして人気があります。
一方でダイヤモンドは、ルビーやサファイアに比べると、靭性(じんせい)が低く割れやすいとされています。
ダイヤモンドが4月の誕生石になった理由
傷はつきにくいけれど、ハンマーでたたくと砕けてしまうダイヤモンド。
4月の誕生石に定められた理由は、所説ありますが、宝石商の売上アップのためという説もあります。
ある日、宝石商が売上アップのために女性の誕生月を調べていたところ、「4月生まれ」が多かったのだとか。
当時は、ジューンブライドがはやっていて、4月生まれの赤ちゃんが多かったとされています。つまり結婚が6月で、出産は4月という時代背景が理由ということでしょうね。
つまりアメリカでは4月生まれの女性が多かったため、4月の誕生石に定められたとされています。
ダイヤモンドを4月の誕生石に定めることで、多くの利益が見込まれると判断したのでしょう。この名残で現在も4月の誕生石はダイヤモンドになっているのです。
ダイヤモンドの和名
ダイヤモンドの和名は金剛石(こんごうせき)です。
金属の中でももっとも硬く、壊れないといった意味があります。世界で一番硬い石と呼ばれるダイヤモンドにぴったりな和名ですよね。
ダイヤモンドのカラー
透明なイメージのあるダイヤモンドですが、完全な無色ではなくD〜Zまでのランクが存在します。
・無色(DEF)
・ほぼ無色(GHIJ)
・わずかな黄色(KLM)
・非常に薄い黄色(N-R)
・薄い黄色(S-Z)
ダイヤモンドに含まれる窒素により、黄色になるとされていますが、無色に近いほど希少価値は高いと覚えておくといいですよ。
無色以外にもイエロー、ピンク、ブルー、グリーン、レッド、オレンジ、ブラウン、ブラック、グレー、パープルなどがあり、天然のカラーダイヤモンドは希少価値が高く高値で取引されています。
ピンクダイヤモンド、ブルーダイヤモンドと明記されていると「コマーシャルネームなのかなぁ?」と悩む人もいるでしょう。
「カラー名+ダイヤモンド」と明記されている場合は、ダイヤモンドですので、安心して好みのカラーを購入してくださいね。
ダイヤモンドはカラーだけではなく、カラット、カット、クラリティで判断するため、ほかの要素も忘れないようにしましょう。
ダイヤモンドの石言葉
純真無垢、変わらない愛、純愛というように「愛」にまつわる石言葉が多く存在します。
また、永遠に輝くことから「不屈」といった意味も込められています。
両方の石言葉をとって、「どのようなことが起きても決して屈しない強い愛」と結婚に用いるカップルが多いとされているのです。
また、結婚60周年目を「ダイヤモンド婚」と呼び、世界一、硬いダイヤモンドのように「固い絆で結ばれている夫婦」といった意味もあります。
ダイヤモンドが、結婚指輪や結婚60周年のプレゼントに選ばれるのも納得できますよね。
ダイヤモンドは子供や孫へと引き継がれる宝石のため、結婚指輪、夫婦の愛、プレゼントにぴったりな宝石なのです。
ダイヤモンドを身につける効果
身につけると運気が上がるとされているダイヤモンド。
「愛」にまつわる石言葉以外にも下記の意味が込められています。
・願いをかなえてくれる
・良いパートナーと巡り合える
・お守りとして守ってくれる
ダイヤモンドを購入したあとは「願い事をする」とかないやすくなるといわれています。
宝石の持つパワーにより、持ち主の願いをかなえてくれる効果が強いのです。
結婚指輪のイメージが強いですが、恋人募集中の人が身につけると、いい縁に巡り合えるとされています。ダイヤモンドは古くから「勝利をもたらす石」としてお守りとして用いられてきました。「今年こそは恋人を!」と願っている人にはおすすめの宝石です。
宝石の中でもとりわけ「絆」をテーマにしたものが多いので、願い事や出会いがかないやすいとされているのです。
最後に
ダイヤモンドは4月の誕生石として有名ですが、由来はアメリカの宝石商が売上アップのために定めたとされています。
硬度が高く傷はつきにくいですが、ルビーやサファイアに比べると靭性が低く割れやすいデメリットも。無色透明のイメージがありますが、カラーバリエーションは豊富。
誕生石にはカラーの定義がないため、安心して好みのカラーを選んでください。
「愛」にまつわる意味合いのほかに、願いをかなえる効果もあります。結婚指輪や結婚6周年記念のほかに、お守りとして身につけると良いでしょう。
4月生まれの人は、誕生石のパワーを最大限にいかすためにも、ダイヤモンドジュエリーを気軽に楽しんでみてください。