【みずがめ座の星座石】サファイアは結婚45周年の夫婦にもおすすめ
日本では誕生石が有名ですが、ヨーロッパでは占星術に基づいた星座石のほうが人気と言われています。
みずがめ座の星座石は、アメシスト、サファイア、ラピスラズリ、ラリマー、ガーネットと多岐にわたります。その中でもみずがめ座さんにおすすめする宝石は、人に流されないといった意味を持つブルー系のサファイアです。
今回はみずがめ座の星座石でもあるサファイアの魅力について解説していきます。
サファイアとは
ルビーと同じ鉱物コランダムの一種です。鉄、チタン、クロム、バナジウムなどを含んでいますが、赤色以外のコランダムをサファイアと呼びます。
サファイアはみずがめ座の星座石として有名ですが、結婚45周年を迎える夫婦のジュエリーでもあります。イギリス発祥ですが、日本でも結婚45周年を「サファイア婚」と名付けています。
石言葉に「深い慈愛」と「誠実」という意味が込められており、長く連れ添った夫婦をたたえるためにふさわしいジュエリーといえるのです。
結婚45周年では、サファイアのジュエリーを贈るのが一般的です。サファイアに込められた「深い慈愛」と「誠実」にちなんで、これからも夫婦生活が長く続くようにジュエリーを贈ってみましょう。
サファイアは硬度が高いため、傷がつきにくい宝石ですが、保管するときは他のジュエリーを傷つけないように注意してください。
名前の由来
ラテン語で「青」を意味する「サフィルス」が由来とされています。
サファイアの和名
蒼玉、青玉(せいぎょく)と呼ばれています。宝石には国を代表する石が定められており、サファイアはアメリカの石国です。
日本は真珠のイメージがありますが、実は水晶。海外に水晶玉を多く輸出していたことから水晶と定められたそうです。
原産国
南アジア、アフリカ、スリランカ、アメリカ、オーストラリアと多岐にわたりますが、ブルーサファイアはミャンマー、パキスタン、タイ、カンボジア、インドなどからも採掘されています。
サファイアのカラー
透明、青、ピンク、オレンジ、黄色、紫、赤、黒など多岐にわたります。
青い色が印象的な「ブルーサファイア」は、濃厚なブルーほど価値は高くなり、色が薄い、濃すぎるサファイアの希少性は低くなります。
またスリランカで発掘される「パパラチアサファイア」は最高級と言われています。「キング・オブ・サファイア」と名付けられるほど希少価値が高く、場合によってはブルーサファイアよりも高額です。
現在では一色だけではなく、多様なカラーを取り入れたレインボージュエリーも人気があります。
サファイアの石言葉
夫婦を象徴する「深い慈愛」や「誠実」以外に下記の意味もあります。
・心を集中させる
・緊張を取り除く
・繫栄をもたらす
・気持ちを落ち着かせる
ブルーサファイアは「揺るぎない心」という意味も込められており、自立心が強く自由を求める人におすすめするジュエリーです。
サファイアの歴史
サファイアの歴史は古く、古代ペルシャでは、ブルーサファイアが反射して、空が青くなると信じられており「天国の象徴」として崇められていました。
古代ギリシャ人やローマでは王や王妃が、危害やねたみから逃れるために、身につけたと言います。目にもいいとされ解読剤の役割を果たしていたそうです。
サファイアはイギリス王室の、チャールズ国王が妻に婚約指輪としておくった宝石として有名ですよね。
イギリス王室とのかかわりが深く「嫉妬」「ねたみ」「危害」から守るために、王冠やネックレス、ティアラを作ったとされています。
深みのある青色は今でも「ロイヤルブルー」と呼ばれ人気です。
最後に
サファイアはコランダムの一種で、赤い色をルビーと呼びます。
日本ではみずがめ座の星座石、結婚45周年記念日として有名ですが、イギリス王室とのかかわりも深く魅力的な宝石です。
濃い青色のため、合わせづらいと感じる人は、同系色のネイビーの服やグレーが似合います。
近年ではレインボージュエリーと呼ばれるカラフルなリングも人気です。サファイアは青色だけではありません。何種類もカラーがあるため、この機会にお気に入りのジュエリーを見つけてください。
みずがめ座さんや、結婚45周年を迎える夫婦は、この機会にサファイアをあしらったジュエリーをコレクションの1つに加えてみましょう。